事業紹介
めっき
ニッケルめっき
ニッケルめっき(光沢)
ニッケルめっきはステンレスのように耐食性が高く、安価なことから、さまざまな分野で幅広く活用されてきました。また、光沢感の美しさから金めっきの下地として使用されることも多く、最近では錫めっき皮膜のウイスカ対策としての下地めっきとしても使われています。
ニッケルめっきはそのままでも硬度が400~500Hvありますが、その硬さゆえに後加工で折り曲げたりすると
めっき皮膜が割れやすいという欠点があります。そのため弊社では、光沢感が少なめで後加工性重視のめっき液(Aライン)と、光沢感が強く外観重視のめっき液(Bライン)をご用意させていただいております。お客様のご希望に応じてめっき液を選択していただいておりますので、是非お気軽にご相談ください。
めっきの花形という印象のニッケルめっきですが、肌に長時間触れるとアレルギーを発症する可能性があり、当社でも下地めっきとしての役割が増えてきているようです。また、電気めっきゆえに先端にめっきが厚く着きやすい傾向がありますので、皮膜の均一性を求め、以前よりも無電解ニッケルめっきのニーズが増えてきているように感じております。