事業紹介
めっき
銅めっき
銅めっき
銅めっきは導電性、熱伝導性が良く、柔らかく延びやすい性質があることから、素材を保護しやすく、めっき下地として多く活用されています。素材にピュアな銅下地を作ることにより、上層のめっき皮膜との密着性も向上するため、お断りされない限りは、ほとんどの部品に対してめっき下地として銅めっきを加工させていただいております。また、黄銅素材などに対しては、亜鉛が拡散するのを防止する重要な役割も果たしています。
当社は工業用途のめっき加工のご依頼が多いため、銅めっきには光沢剤を使用しておりません。光沢剤は金属皮膜の中では不純物となりますので、後加工などの際に悪影響を及ぼすことが考えられるからです。
10円玉で認識されていますように、銅は非常に変色しやすい金属ですので、当社でもめっき下地として加工されることがほとんどですが、変色防止剤の発達により、一部の自動車部品では銅めっきのみでご納品させていただいております。